■造り手
マッシモ・ラッタリーノ

マッシモ・ラッタリーノ ワイナリーはピエモンテ州、バルバレスコ地区の美しい丘に位置します。
ピエモンテとはイタリア語で「山の麓」と言う意味。
その名の通りアルプス山脈の南側に位置し、夏は日差しが強く乾燥する一方で、冬は厳しい寒さとなり雪が多く降る地域です。

マッシモ・ラッタリーノ ワイナリーはバローロ地区とバルバレスコ地区に畑を所有、ピエモンテ原産でこの地域の主要ブドウ品種であるネッビオーロを生産し、力強さとエレガントさが完全に調和した高貴で風格のあるワインを造り出しています。
ブドウの品質を保つために収量を管理し、収穫は完全手作業。あらゆる細部が重要です。

「優れたワインは優れたブドウからのみ得られる。」これが彼の哲学です。
彼のワイン造りに妥協という言葉はなく、そのワインからは優雅さと美しい個性が映し出されています。
手間を惜しまず丁寧に造られたワインは長い歴史が織りなす厳格な伝統という物語を語ります。

■栽培畑の情報

畑は海抜280〜320mに位置し、南西に露出。砂質土壌です。
美しいワイン畑を見渡すことができるランゲ丘陵地帯は2014年にユネスコ世界遺産に登録されるほど。
ギュイヨ法による仕立て、ブドウが休眠する冬の間に収量を完全にコントロールするよう剪定しています。
成長期の日当たり、新芽の勢いなどを熟知したプロの技で残す芽を選びます。
あらゆる細部が重要。その言葉のとおり、妥協しない栽培で最高のブドウを生産。樹齢30年。

■醸造方法

果皮を5日間浸軟させた後、約25℃に保ったステンレスタンクで7日間発酵。
マロラクティック発酵はアルコール発酵の終わりとアルコール発酵の終了後にも実施しています。
ステンレスタンクで5ヶ月、瓶で2ヶ月熟成。

■香り・味わい

ルビーレッドとガーネットの輝きを放つ、美しい色彩。
フレッシュで滑らかでエレガントなワインで、スミレ、ローズヒップ、カシスの香りがボトルから溢れ出ます。
口に含むと辛口でフルボディ。
ブラックベリーやほんのりとたばこのフレーバーも。
非常に心地よく力強いタンニンと甘く長い余韻を持ちます。
ビーフシチュー、肉の煮込み料理、BBQなどによく合います。