好きな味として、ドイツのリースリングやブルゴーニュの赤とお伝えしたのにも関わらずお勧めはソーヴィニヨンブランです。
柑橘系のキレイな果実の風味がしなやかに広がり、爽やかながらも味わいはしっかり楽しめる、とにかくブドウから造られたと実感できる、フランス ロワール地方の辛口白ワインです。
フルーティな白をお探しの方に、先ずは迷わずにコレ！とお勧めします。

実は、理由はそれだけではありません。
造りたいワインを誠実に追求している、この生産者の存在です。
それはレトレ ダヴィです。
自身の畑は全てI.G.P.（地理的表示保護）のクラスで、格上のA.O.P.原産地呼称保護の格付けを持っていません。
有名なワインの生産地の間に位置する、どちらかと言うと地味なエリアです。
しかし この地は自然環境には恵まれています。それを生かし、収穫日の決定等、格上の規定では不可能な事も実践し、純粋に自身のワインを続けています。
ブレない生き方をする人としての魅力が、ひしひしと伝わってきます。
そこで、真剣にお勧めしたくなるのです。

まだまだ日本では有名では無い『AOP ピック・サン・ルー』と言う、独自のアペラシオンに2017年になった南フランスのワイン。
まるでビターチョコのような苦みばしった大人の風味、スパイシーで芳醇なピック・サン・ルーの魅力が詰まった赤。
生産者とも数回お会いしているが、人柄の良さが滲み出ており、造りの丁寧さは味わいで感じる事が出来ます。
ジビエ料理はもちろん合うが、豚肉の黒胡椒焼き・牛ステーキ・すき焼きなども相性が良いです。

めちゃくちゃ飲みやすい、赤ワイン初心者に嬉しい1本です。
甘味があって、その上まろやかさが強いので、赤ワインはまだまだ難解で気おくれするっていう人にオススメできます。
これから赤ワインにチャレンジしたい方の入門編にぜひお試しくださいませ！

今までロゼワインをあまり飲んだことがなかった私ですが、これを飲んで「もっと早くロゼワインを飲んでいれば良かった」と後悔しました。
白のようなフレッシュ感もあり、まろやかで果実味あふれる美味しさです。
シーフードやサラダはもちろん、ポークやチキンのソテー、パスタやピザとも相性良し。好きな食材で作ったひと皿と美味しいワインを合わせれば、何でもない日常がちょっぴり素敵にグレードアップします。
ヨーロッパでは白、赤と同じようにスーパーやセラーにロゼのコーナーがあるそうです。
もっとロゼを広めたい！という思いでこのワインをチョイスしました、コスパも良し！おすすめです。

アップルのようなさわやかな香りとクセがなく、それでいてふくよかな味わいすっきりさわやかな後味でグビグビ飲めます。
ブドウの収穫地の土地柄、魚介類や和食との相性も良いので、家でアヒージョとピックプールでグビグビ2本くらい空けちゃうくらい魅力的な逸品です。

フランス農水省による、最も難しいとされる「HVE」という認証の最高位のレベル3を受けている造り手が、こだわって生産したワインです。
ピノ・ノワールの繊細な味わいが口の中に広がります。
タンニンが弱めなので、ワインが苦手な人にも是非飲んでいただきたい一品。

オークやアカシアのフランス産の小樽で約７か月熟成。その後、典型的なガラスコーティングを施したコンクリートタンクで52か月熟成。
その為貴腐ワインを思わせる濃厚な香りとバニラのような香りがリッチな気分にさせる。味わいはクリームシチューのような濃厚な味わい。
白なのに飲み応え抜群なので濃い味付けの料理にもぴったりです。